2012/02/24

新しく来た犬たちの紹介の前に。

ここから逝った子のお話。

 

先日、飼い犬であるナッツが、天に召されました。

多分、18歳。今年19歳、だと思います。

大往生。

もう何年も前から、覚悟はしていました。

ただ、10歳を超えてから彼は、いろいろ手術したりとあって、

実際死にかけた事もあって。

私たちは愛と敬意をこめて、「ゾンビナッツ」と呼んだりしていました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2008年のナッツ。

このころはまだ、わたしたちも「家」に住んでいました。

 

このブログはKDPのブログなので、個人的な事は書きませんが、

今回に限り。

ナッツは、KDPにとって大切な存在であったからです。

 

ナッツは新しく保護犬を連れて帰ってくると、

真っ先に盛大な歓迎をしてくれていました。

犬と遊ぶのが大好きだったからです。

ナッツが快く迎えてくれるおかげで、他の飼い犬たちも「しょうがないな~」といった感じで。

ナッツは長老だったので、みんなもなんとなく、

ナッツに続いて受け入れてくれていたのです。

その度私たちも安堵していました。

もしナッツが毎回酷く拒否したり、怖がったりしていたら、

今の私たちは無いかもしれません。

少なくとも、ペースや頭数は落ちただろうと思います。

ばんばん保護犬を連れて帰ってくる私たちを、

ナッツは楽しみに待っていてくれたのでした。

 

死にかけても死なない強さと、

犬と私たちを大好きと思ってくれているナッツが、

心の支えになっていたと思います。

 

 

 

ここ1ヶ月位前から、あんまりお散歩は歩かなくなった。

でも、お庭を好き勝手歩くのは好きだった。

数か月前まで、誰よりも長い時間、お庭で探検していた。

 

数日前まで、

ゴハンの前には「早くよこせ!」というかのように吠えて、

歯も少なくなってきたのにドライをがつがつ食べていました。

急に食べれなくなって、

病院に行って、

その日の夜中には逝ってしまった。

 

 

一緒に過ごせた事を、ほんとうにありがたく思う。

いままで、どうもありがとう。

 

 

 

KDPは訃報が多いなと思われる方もいるかもしれません。

老犬を引き出してきているので残念ながら当然のことです。

近日、また訃報をお伝えすることになると思います。

 

私たちが引き出さなければ、

誰も知らないうちにセンターで死んでいった子たちです。

悲しいお知らせが多いですが、

どうぞ目を背けず、受け止めて下さい。

 

全体から見たら、たった一握りの、「死」です。

 

 

4 Responses to 2012/02/24

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