新しく来た犬たちの紹介の前に。
ここから逝った子のお話。
先日、飼い犬であるナッツが、天に召されました。
多分、18歳。今年19歳、だと思います。
大往生。
もう何年も前から、覚悟はしていました。
ただ、10歳を超えてから彼は、いろいろ手術したりとあって、
実際死にかけた事もあって。
私たちは愛と敬意をこめて、「ゾンビナッツ」と呼んだりしていました。
2008年のナッツ。
このころはまだ、わたしたちも「家」に住んでいました。
このブログはKDPのブログなので、個人的な事は書きませんが、
今回に限り。
ナッツは、KDPにとって大切な存在であったからです。
ナッツは新しく保護犬を連れて帰ってくると、
真っ先に盛大な歓迎をしてくれていました。
犬と遊ぶのが大好きだったからです。
ナッツが快く迎えてくれるおかげで、他の飼い犬たちも「しょうがないな~」といった感じで。
ナッツは長老だったので、みんなもなんとなく、
ナッツに続いて受け入れてくれていたのです。
その度私たちも安堵していました。
もしナッツが毎回酷く拒否したり、怖がったりしていたら、
今の私たちは無いかもしれません。
少なくとも、ペースや頭数は落ちただろうと思います。
ばんばん保護犬を連れて帰ってくる私たちを、
ナッツは楽しみに待っていてくれたのでした。
死にかけても死なない強さと、
犬と私たちを大好きと思ってくれているナッツが、
心の支えになっていたと思います。
ここ1ヶ月位前から、あんまりお散歩は歩かなくなった。
でも、お庭を好き勝手歩くのは好きだった。
数か月前まで、誰よりも長い時間、お庭で探検していた。
数日前まで、
ゴハンの前には「早くよこせ!」というかのように吠えて、
歯も少なくなってきたのにドライをがつがつ食べていました。
急に食べれなくなって、
病院に行って、
その日の夜中には逝ってしまった。
一緒に過ごせた事を、ほんとうにありがたく思う。
いままで、どうもありがとう。
KDPは訃報が多いなと思われる方もいるかもしれません。
老犬を引き出してきているので残念ながら当然のことです。
近日、また訃報をお伝えすることになると思います。
私たちが引き出さなければ、
誰も知らないうちにセンターで死んでいった子たちです。
悲しいお知らせが多いですが、
どうぞ目を背けず、受け止めて下さい。
全体から見たら、たった一握りの、「死」です。
4 Responses to 2012/02/24