※ この記事は「KDPmayuのブログ:HOTDOGDAYS!!」からの転載です。
画像が見えない場合は、↑のリンクからご覧ください。(IEでご覧の方、ごめんなさい)
前回のアップから、ずいぶん間が空いてしまいました。
4月6とか7とかのアップだったと思うので、
約一ヶ月。
「殺処分0」を掲げて一ヶ月。
短い一ヶ月ですが、いろいろなことがありました。
数回分のセンターから引き出してきた犬たちの紹介をまとめて。
*あつし*
ミックスのおとこのこ
10才以上
柴犬位の大きさ
お散歩をあまりしたことがないのか、引っ張って歩く感じ。
でもすごく元気とも言い難い。
手を少し怖がる。虐待されていたように感じる。
*サスケ*
ミックスのおとこのこ
中年
小さめの中型
あつしと同じ人からの放棄。
足にひどい怪我の痕。骨が折れたが治った模様。
少し怖がるけれど人が好き。
*もんた*
10才以上
ミックスのおとこのこ
中型
現在入院中。
来た当初からひどい下痢…腹膜炎などを起こしていました。
もうすぐ退院予定。
*レオナルド・デカプリオ*
しば??ミックス?のおとこのこ
10才以上
目があまり見えていないが生活に支障はない程度。
がっちりむちっとしている割に食が細め。
お散歩はゆっくり歩く。
*コーギー*
ピカピカのコーギー。
ここでの紹介よりも早く、譲渡させていただきました。
ピカピカだから?いいえ。違います。
この子は半身不随で、歩くことができません。
病名もはっきりしていません。
写真で見る限りはピカピカでハンサムなコーギーですが、
すでに介護が必要なのです。
状況をしっかり理解した上で、迎えてくださった方がいました。
感謝しております。
どうもありがとうございました。
*のんのん*
ボーダーコリー
3、4才のおとこのこ
20キロを超えています。
かなり大きく立派です。
訓練がはいっているのか人には従順です。
こわがりな部分もあります。
ほかの犬とはあまりうまく遊べないのかも?
*ぷちゅお*
ミックスのおとこのこ
1才位 中型
人に対しては引っ込み思案みたいなところもありますが、
犬に対してはとてもナイス。
嫌なことをしない良い子。
ながくながくセンターにいました。
*ピコル*
10才くらい
ミニチュアダックスのおんなのこ
こわがりですが人は好きです。
お散歩も元気に歩けます。
歯がボロボロだったので、歯石除去をしました。
*こじろう*
セターのおとこのこ
セターの中では大きいと思います。
明るく人懐っこく、とても良い子です。
大きく発達した肺を見る限り、
若い頃はたくさん山を走っていたのだと思われます。
*ちはる*
柴犬のおんなのこ
10才以上
ヘルニアか大きなポリープがあります。
ふらふらしてはいますが人に寄ってくるので、
意識ははっきりしているのだと思います。
どう処置をしていくのか、それがこの子のためになるのか。
検討中です。
一生をともに過ごしてくださる
里親さんを募集いたします。
詳しくはKDPサイトをご覧下さい。
https://kdp-satooya.org/
この三匹も、上の写真の犬たちとそれぞれ一緒に引き出してきた犬たちです。
ここでの紹介を前に、死んでしまいました。
まおちゃんは下半身が動かず、寝たきりでした。
ですがゴハンもよく食べ、おしっこをしたいと吠えて知らせ、
人の手を愛おしそうに舐めてくれました。
来た次の日はとても調子がよかったのですが、
やたら水を飲むことから病院に相談。
膀胱炎か子宮蓄膿症などが疑われましたが、
手術は体力的に無理だろうと言われました。
薬でいくらからくになっても、根本的には治らないだろうし、
子宮蓄膿症なら、手を打たなければ死んでしまいます。
そして、夜になってから急変。
夜泣きなのだろうか、どこかいたいのだろうかと思っていたところ、
朝になってから死んでしまいました。
ひかるちゃんは、19才。
力が弱っており自分で立ち上がることができませんでした。
それでもしっかりとごはんを食べ、
なんとか自分で動こうとしていました。
来てから、ほんの数日。
29日、じょうとかいの次の日に亡くなりました。
はやとは、来た当初から顔が傾いており、
脳や神経に問題があると思われました。
人懐っこく、少々わがままではあるが…
それもかわいい程度。
人のそばに居れればいい。
別におるすばんができないわけでもない。
とても、素直な良い子。
二週間。前日になんとなく調子が悪くなり、
あぁ、死んでしまうんだと感じました。
喚くわけでもなく、静かに息を引き取りました。
4月初旬に来たメルモ。
腫瘍があり、調子が悪そうだとは思っていましたが、
この子も一週間も経たずに、死んでしまいました。
犬は生きているから、死んでいきます。
忙しい生活の中での介護、大変だったかもしれません。
でも、あと数日だったはずです。
長年過ごした家で命を全うするのと、
どこか知らないところで死んでいくのと、
または、センターで死ぬのと、
犬は、どれがいいんだろうか。
ありがとう、と言う、
ごちそうさま、と言う、
命の最後を見届ける、
わたしにとってはどれも当たり前のこと過ぎて、
それを訴える気にもならないけれど。
最近強く感じるのは…。
今は、一昔に比べ「良い飼い方」の飼い主が増え、
殺処分数自体が減っている傾向にはある。
去年もおととしも、これでもか!ってくらい犬を保護し、
病院に連れて行き、里親さんに譲渡し…。
でも全くまだまだだったと思った。
まだまだわかっていなかったと思った。
いくらで看取るつもりでいます。
最期を一緒に過ごせることが、どれだけありがたいことなのか知っているから。
安心なんて出来るはずもないところで、
誰なのかもわからない私に身をゆだね、
ほんの少しでも安らかに死んでくれるなら。
どんな年齢の子も、病気の子も、
少しでもしあわせに過ごせるようでしたら譲渡いたします。
その後の様子や、お礼、ご報告などもアップいたします。
どうぞよろしくお願い致します。
1 Responses to 2013/05/01 保護センターから。