随分と涼しくなりました。
お天気は良くない日もありますが気温的には犬達にとっては快適でしょう。
でも、暑すぎるのも嫌だけど涼しくなるとまた寒い寒い冬が近づいて来ているようで何だか少し寂しくなります。
暑い時期よりも寒い時期の方が何倍も長いですから。
この時期の夕方の空はとても綺麗です。
皆様こんにちは。KDPstaff kayoです。
いつも里親様から幸せになったみんなのその後の写真をいつも頂きます。
それは、皆とても良い表情です。
老犬の子も若返って見えます。
それは、里親様方が手をかけ、愛情を注いでくれているからです。
目の輝きも毛並みもキラキラしています。
そんな姿を皆様にも・・・。
今回の子達は、
トモヨとシバコ
トモヨとシバコの里親様は一年前シェルターに足を運び、今よりも頭数が多かった犬の中、あまり迷うことなくトモヨを選んで下さいました。
そして、その時にヨロヨロと傍に寄ったシバのおばあちゃん『シバコ』をこの数か月後にお家へ迎え入れて下さいました。
『老後をゆっくり過ごして欲しいから』と。
そして、トモヨは毎日猫パトへ(笑)
シバコはほのぼののんびり老後を幸せに過ごしています。
そして、Y里親様はいつも私にも元気をくれます。
それは、いつも下さるお手紙です。
犬を幸せにする心、そして人にも幸せを与えてくれる人。
出会えた事に感謝すると共に、常にそういう気持ちを持つことを見習わなくては。
といつもお手紙をもらうたびに思います。
でも不思議と私自身がダメな時そのお手紙は私の手元に届きます。
私は今、毎日をここで犬達と生活する中で、常に保っていなければいけない気持ちや感情がコントロール出来なくなってしまう時があります。
それは自分との『葛藤』いや、『弱さ』です。
もっと視野を広く心に余裕を持たなければ何も良い事には繋がりません。
その殻から抜け出さないと。そして頼りなくてごめんなさい。
話が少しずれてすみません。
でもそんな時こそ思います。
里親様から教えて頂くことは沢山あるのだと。
Y様いつもありがとう。
トモヨとシバ子が会わせてくれた出会いにとても感謝しています。
そして・・・シカゴ
シカゴは譲渡させて頂いてから初めての譲渡会に元気に走り回りながら遊びに来てくれました。
シカゴは『噛むことがある』というのがあり中々譲渡までは結びつかず。
けれど、T里親様はそんな事も気にせずシカゴを迎え入れてくれました。
今では、
噛む事もなくお母さんとタオルを引っ張り合いをし、ジャレテ遊んでいるようです。
怖さから噛んでいたシカゴ。
しかし今はもう噛む事は不要なようです。
シカゴの心は満たされているから。
T様ありがとうございます。
そしてマルコ。
物凄く臆病なマルコがシェルターにOご夫婦様が来て下さった時、帰り際ピタッと寄り添いました。
そして、今では立派な家族になりました。
マルコの現在。
お庭で好きなだけ遊び、走り回り縁側で日向ぼっこをし、疲れてリラックスして眠れる場所がある。
そして、恥ずかしさと嬉しさを入り混じらせながら膝に少しだけ顔をつけ眠る。
マルコにとってはとてつもない幸せでしょう。
そのすべてを与えて下さったのはOご夫婦様です。
ありがとうございます。
一つのご家庭で犬を飼うという事は大変な事も確かにあると思いますが、人も犬も幸せな事の方が多い気がします。
お互いに与えるもの与えてもらうものがあるからです。
心に余裕を持つ穏やかな時間を共に過ごしていく事が出来る。
家族になる事は共に過ごす時間が増えれば増えるほど刻まれていく。
そんな時間はとても大切な時間で逆に犬を飼う皆さんがそう感じて頂けたら捨てられてしまう犬もいないのかもしれません。
しかし、現実はまだ新しい家族を待つ子達は沢山います。
新しい家族を待つこともなく、そして人も動物たちも穏やかに暮らせる日が来ますように。
皆様よろしくお願い致します。
9月14日㈰、明日は湘南国際村、神奈川県庁にてKDP譲渡会を同時開催させて頂きます。
これからご家族に犬達を迎えようとお考えの皆様。
一頭の犬が新しい家族としてまた新たな犬生を送る。
それは、とても大きな一歩です。
私自身も自分の犬として迎え入れた時の気持ちを常にどこかに持っていたいと思います。
それはとても嬉しい気持ちだから。
皆様のお越しを犬達、スタッフ共々お待ちしています。
道中お気を付けてご来場ください。
よろしくお願い致します。
KDP Kayoko Shimada