人にとっての犬 犬にとっての人。

冬の朝どうしても氷の様に固まる体。
その体を動かす為に時間がかかる。
犬達は起きてすぐに行動して…。

羨ましいなぁなんて思ったり。
桜の咲く季節が待ち遠しく青空を見ながら思ったりします。

皆様こんばんは。
KDP Kayoです。

新しい年に入りもう1ヶ月が過ぎ、
月日は流れていくのは早いものです。
そんな中でふと思い、感じたりする事。

頭の中によぎる物を言葉としてお伝え出来たら良いなと思います。

人はなぜ犬と暮らすのか?
その大半は犬が好きだからだと思います。
でもいざ暮らして見ると、自分が想像していたよりも大変な事やうまくいかない事も多いはず。

『可愛い』。というだけではなく、その事を忘れてしまうくらい大変と思ってしまう時もきっとあるでしょう。
そうすると、その事だけに追われ、一緒に暮らす楽しさを余裕がなく忘れがちになります。

でもそれは犬と暮らすだけでなく、自分にとって何か生活が変わればどの事にも共通するのだと思います。

例えば、自分が今までやっていた事と全く別の事を始めた時。
大切な家族が居なくなってしまった時。
逆に自分にとって大切な家族が増えた時。

他にも沢山の出来事はあるけれど、そこにはとても沢山の不安もあれば、悲しみもあり、そして喜びもある。

喜びは直に受け入れる事は出来ても、不安や悲しみは、喜びを受け入れるよりも、心がしんどく、時の流れがとても長く感じてしまう。

何をしてもうまくいかなかったり、諦めてしまったり。
でも思うんです。
毎日を暮らしている中で、小さな喜びや悲しみはきっといつでもある。
その積み重ねは、絶対に無駄ではないし、自分の中の試練にぶつかった時に強さに変わると。

生き物と暮らす事は、自分の好きな物を自由に置くのとは違います。
自分と同じ。
ちゃんと命がある事。
そして、いつか絶対にその命に終わりが来る事。
だから当たり前に考えて、大変な事は沢山あると思います。
でも、その大変さを乗り越えた時、言葉でない心の会話は、とても愛おしい物に変わり、人も犬も絆がひとまわりもふたまわりも大きくなるでしょう。

『あなたに何があっても大丈夫よ』。
と自分が自分の犬に対して思えた時、きっと犬達も
自分の親である人を信じ、生活していくのではないのかなって思います。
そこには、焦る必要もなく、無理に言い聞かせる必要もない。
そして、もしその子に何かあった時、
『大丈夫かな?どうしよう。』って大切に思えば思うほど色々考えると思います。
でも、とても大切に思うのであれば、
今何がしてあげれるかな?
って考えを少し変えれば、一緒に暮らせる時間をもっと大切に、
そして心配を吹き飛ばしてあげるくらい楽しい時間を過ごせたら、その子の命の終わりにきっと後悔は少ないと思います。

人が悩むよりも、遥かに犬達は強く、そして前向きに人よりも何倍もの速さで年を重ねていると思います。

自分と家族になれた犬。
それは誰しもが家族になれるわけではなく、きっと何かの結びつきがあり家族になる。
せっかく出会えた命達。
犬達から見れば、せっかく出会えた自分の家族。
自分達にしかない素晴らしい『Beatiful Life』。
それは、贅沢な暮らしでもなく、当たり前の幸せと、お互いの意思の疎通と、安心感とただ毎日を普通に生活出来る事。
毎日決してうまくいかない事があっても怒ったり、怒られたりしても、それでもお互いがその時に一生懸命向かい合える事は幸せな事。お互いが毎日を暮らすにはそれぞれのルールは必要だからね。
そんな気がします。
人も犬もずっと元気でいれたら良いけれど、そうもいかない時もある。
何かに悩み今解決策がなく、毎日を過ごしていたとしても、
次の日は少し気持ちを変えるだけで違った日になる時もある。
全て考える事は、きっと命と向き合っている証拠。

笑ったり、喜んだり、泣いたり、悲しんだり、沢山の事を自分の大切な犬達と感じて欲しい。
そして、行き詰まったらどんな事でも一度リセットして始めればいい。
人は人らしく。
犬は犬らしく。
そこにある幸せを噛み締めて欲しい。

今一緒にいる家族としての犬達。
きっと犬達も家族になろうと頑張っている。
そして、これから犬達を家族に迎えようと考えている皆様。
心配や不安は沢山あって当然だと思います。
だってみんなはじめは知らないもの同士だもの。
でもちゃんと家族に迎えようと思った時、今までの
平凡な幸せはいつもあっても、そこに加わった波乱万丈な毎日は、また違った幸せがあります。
自分にとっての犬。
たまには犬の気持ちになって考えてみる。
きっと自分の考えとは違うことが見えますよ。


KDP Kayoko Shimada

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