2013/02/12 卒業!

※ この記事は「KDPmayuのブログ:HOTDOGDAYS!!」からの転載です。
  画像が見えない場合は、↑のリンクからご覧ください。(IEでご覧の方、ごめんなさい)

年末から今月にかけて無事譲渡した犬たちのご報告です。


 

絵に書いたようなしあわせそうなご家族の一員となって写真に写っているのは、
ミックスのおんなのこ、ペス。

時折くださるご報告は、いつもとても楽しそうです。
犬を迎えることに対して何も心配がなかったというわけでは無く、
譲渡前に色々とご質問を受けました。
ひとつひとつ、とても真剣に考えてくださっているのを感じました。
どうしても、迎えてみないとわからない部分も多いのですが、それもひとつひとつ乗り越え、ずいぶんと「家族」になってきているようです。
これからもっともっとお互いに理解し合い、楽しい時間をともに過ごしてくださるのかと思うと、わたしまでしあわせな気分になります!

 
 
 

預かりさんMさん宅経由での譲渡です。
ミックスのおんなのこ、すみれが卒業。

ステキなご夫婦と、ステキなおうち。
共働きのお二人は、すみれのためにお休みを取ったり交代で早く帰ってくださったりと努力してくださいました。
また、お留守番が少しでも楽になるよう、前後のお散歩をばっちり充実させてくださっています。こちらが「そんなに散歩に行ってるの!?」と驚くほどです。
新しい生活に慣れるまでは、お互い不自由もあるかもしれませんが、少し努力したり工夫したりで、楽しく生活できるはずだと再確認させていただきました。
すみれは走ったりするのが好きな、アクティブな犬なので、ぴったりの里親さんに巡り会えたと思います。

 

福島から来た、コロッケも卒業!

コロッケは福島県の飯館村から保護されてきました。
ご縁があり、にゃんだーガードさんが面倒を見てくださっていました。
http://nyanderguard.org/
長い間コロッケのお世話を続けてくださったNさん、どうもありがとうございました!
お疲れ様でした。お陰さまで、無事譲渡できました。
コロッケを迎えてくださった里親さんは、昨年ダックスのレイくんを譲渡させていただいた里親さんのお知り合い。
こうして、お知り合いやご友人を通じて保護犬や殺処分について広まってゆく事は、とてもありがたいとこだと思います。
そして、里親さんの先輩としてモデルにもなるのだと思います。

コロッケを迎えてくださったご家族は、コロッケの到着の日を今か今かと首を長くして待っていてくださいました。
初めてのお見合いから年末年始をはさみ、そして大雪が降ったりと、いつも以上に予定が定まりにくい時期でした。
やっと譲渡できたという思いで、私としてもホッとしました。

 
 

嬉しさからか。
くるくる回ったり、振り返ったり。なかなか写真が撮れませんでした。
空太です。預さん宅を経由しての卒業です。

空太はセンターで長く保護されていました。
処分せず、保護し続けてくださったからこそ、
今こうして里親さんに迎えられ、しあわせにすごせているのです。
節分の次の日に、お散歩中にお豆を食べた、なんて話を聞きました。
明日の命が無かったかもしれない子です。
センターの職員さんにも、預かりさんYさんにも、里親さんにも、感謝しかありません。

お子さんたちにとっては初めての犬でした。
数回、お散歩などのお見合いを重ねました。
初めてじょうとかいに来てくださった日から譲渡まで、少し長くかかりましたが、
それは準備期間としてよかったのではと思います。
例えば、どこかからか買って迎えたら。
思い立ったその日に家に連れて帰れるかもしれない。
改めて、そこに疑問を感じました。
心配もないと思うのです。犬を迎えるという喜びで、思いつかないと思います。
保護犬を迎えるには、いろいろと時間がかかるかもしれませんが、
犬を飼うにあたって必要最低限の時間だと思います。
初めて飼うなら、なおさら、心構えや勉強が必要だと思います。
そんな事を改めて考えたりしました。

 
 
 

こちらも、預かりさん宅からの卒業です。
ミニチュアダックスのくるみちゃん。

先住犬のいるご家庭でしたので、ゆっくりじっくりお見合いを重ねました。
途中、くるみの足が少し悪いことが分かりましたが、
全て受け止めてくださいました。
なるべく健康な子を迎えたい、そして譲渡したい。
ですがみんなが健康なのではなく、病気を理由に捨てられるケースもあります。
今は元気でも、譲渡してすぐに調子が悪くなることも、やはりあります。
命を迎えるというのは、楽しいことばかりではなく、
何でも来い!という心構えが本当に大事だなと思います。

先日のじょうとかいには、早速先住犬と連れ立って遊びに来てくれました。
ゆっくりじっくり距離を縮めて、いつか当たり前に隣にいるようになるのだと思います。

 

 
 
こちらも先住犬、しかも3匹のおうちへ。
じょうとかいのお手伝いもしてくださっているOさんのお宅へ、
ミックスのいもちゃんが迎えられました。

いもは長くお山に居ました。
私としても、とても嬉しく思っています。
いもはとても忠誠心のある犬で、わたしたちのことを慕ってくれていました。
何度も自分の犬にしようかとも考えましたが、
とても良い子なので、何10匹の中の1匹ではなく、きちんと里親さんとしあわせになってほしいと思いました。
私も人間なので、思い入れが強い犬がどうしても居ます。
いもはそのうちの1匹です。
譲渡がさみしくないわけではないのです。
お届けの日、まるで演歌みたいな心境でした。
しあわせになってくれればいいの。アタシは身を引くわ。そんな気持ちでしたが、
無事、譲渡できてよかったです。
譲渡してしまい、そばにいなくなるのはとてもさみしいことですが、
わたしたちはそのスペースで、また犬を引き出してくることができる。
犬もその時はさみしいかもしれないけれど、里親さんと過ごすこれからの時間があれば、大丈夫なのです。

  

ミニチュアダックスのおんなのこ、みちるも卒業です。
こちらも先住犬がたくさん居るお宅です。
先住犬は4匹。
うち1匹は卒業生。
うち3匹も、ご夫婦が求めたわけではなく、人の都合で飼えなくなり、
ご夫婦に引き取られた犬たちです。
KDPからの譲渡は、3匹目。
1匹、つい一ヶ月ほど前に亡くされたばかりなのです。
お知らせをいただいてからその数日後には、
もう1匹お願いします、とご連絡下さいました。

悲しくない訳では無いのです。
理解をしてくださっているのです。
世の中の現状を理解し、文字通り、涙の乾かぬまま進んでくださっている。
感謝しております。

怖がりなみちるでしたが、翌日には走り回り先住犬たちと遊んでいるとご報告いただきました。
私もとても安心しています。

保護犬たちを迎えてくださったご家族のみなさま、
どうもありがとうございました。
これから、末永くよろしくお願い致します。
みなさまが犬たちを大切にしてくださっているからこそ、
次へ進むことができます。
感謝しております。

犬たちのためにも、里親を希望してくださるご家族のためにも、
マッチングの感や経験を、より積んでいきたいと思っています。

 
 
 

 
 
 
 
 
 
  
  
 

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